事業案内 | 金属塗装のことならお任せください|有限会社平林

事業案内

事業内容

当社は国内屈指の自然豊かな観光地のある長野県千曲市に工場を置き、清らかな千曲川のふもとに抱かれ、高い環境意識のもと、自然と共存した工業塗装へのチャレンジを日々続けております。
創業から45年余り、絶え間なく変化する時代の中、脈々と受け継がれる技術を最先端の工業塗装を目標にお客様と共に歩んで参りました。
長野の美しい自然環境との調和を目指す中で、環境負荷軽減の未来型塗装を追求し、より良い品質とコストの改革・改善を行っております。

化成皮膜処理

■化成皮膜処理とは
金属等の被塗物(ワーク)に化学反応を利用して皮膜を形成する処理の総称です。
その目的は主に耐食性向上や塗料の密着性向上のために化成処理を行っています。

【ジルコニウム処理】
■特徴
従来のリン酸亜鉛処理に比べ工程が短縮できる。
スラッジ量減少による環境負荷低減。
同社の企業ポリシーの一環として掲げている、「環境に配慮した会社作りを目指す」という点からこのジルコニウム処理を採用した。

【リン酸亜鉛系処理】
■特徴
弊社使用のリン酸亜鉛系処理は脱脂兼化成スプレータイプを採用しており、工程短縮されながらも性能もしっかり確保されています。

カチオン電着塗装

■カチオン電着塗装とは
金属製品は時間とともに錆の発生等から劣化していきます。
金属を腐食から守り防錆性に優れているのがカチオン電着塗装です。 
主に自動車、建設機械、家電、その他にもカチオン電着塗装の需要は多岐に渡っています。

■塗装方法
水溶性の塗料が入った水槽に被塗物(ワーク)を浸漬させ電流をかけることで被塗物に塗膜を形成させます。

紛体塗装

■紛体塗装とは
顔料や樹脂、添加剤などをパウダー状にしたものが紛体塗料です。
紛体塗料を金属に付着させ焼き付け乾燥をすることにより
成膜する塗装方法を紛体塗装といいます。

弊社では静電紛体塗装を行っております。
高電圧をかけたスプレーガンを使用し紛体塗料を
被塗物(ワーク)に静電気を利用し付着させます。

非常に効率的な塗装方法で省人化を実現しています。また紛体塗料には溶剤が含まれていないため、作業者の安全性が確保され環境にも優しい塗料となっています。

溶剤塗装

溶剤塗装は広く一般に使用されてきた長い歴史のある塗料です。そうした歴史の背景から多種多様なニーズにお応えできる塗料といえます。 
様々な用途に応じた塗膜性能、豊富なカラーバリエーションを備えているという特徴があります。 

反面、課題としてあげられるのは有機溶剤を使用するため環境へ与える影響また溶剤塗装では高い技術力を必要とするが、業界全体の課題である人材不足からその技術継承が懸念されています。 

弊社では塗料、塗装機、塗装方法等VOC削減に繋がる方法を導入するとともにウレタン、アクリル、メラミン他、様々な塗料種に対応しております。そして高い技術力、培った知識を受け継ぐべく人材育成にも力を入れ、常に新しいチャレンジをしております。